私の場合、親に無視されて生きなければならなかったので、「生きたい」という思いと「もうダメだ」という葛藤に苦しんでいました。(参考記事 ナルシスト母:自己愛性人格障害の特徴と対処法)
「ない袖は振れない」という言葉もありますが、愛情の無い人に愛情を求めても虚しいだけですね。
愛情の無い人を親に持つことは大変な苦しみであり、「たましいの学び」としても過酷なものです。愛情をあてにできる人がいないのですから…。
ですが、あきらめることはありません。あなたには、まだ使っていない力があります。
もしもあなたに「自分の人生を生き切る主体性」があれば、今の状況から抜け出すキッカケとなる出会いが必ず訪れます。
ただし、出会いは出会いでも「愛情をくれそうな人に依存する」のは、愛情不足で育った方によくある間違いですので、充分にご注意ください。
自分に都合の良い人より、厳しい指摘をしてくれる人との出会いを大事にするほうが、自立(エゴに気づいて健全な自己愛を育む生き方)につながります。
人に愛を求めなくても生きていけることが分かれば、「この人生で良かったんだ」と思えるようになる日が来ます。
「いかに生きるか」という自問自答から逃げずに、向き合い続けてください。
その努力が、母親から与えてもらえなかった「心のより所(母なるもの)」をあなたの中に育み、自己肯定感や精神的安定感を生み出していきます。
エゴ(不安/恐れ)は自分で満たさない限り、満たされることはありません。周囲への感謝の気持ちを忘れず、コツコツと自分のやるべきことと向き合えば、かならず道は開けます。
以上は私自身の体験談です。
今は本当に苦しいと思います。でも、あなたは独りではありません。私もこうして愛を送りながら祈っています。